群馬大学総合情報メディアセンター
貴重図書コレクション
中央図書館が所蔵する各種の貴重資料は，1階特殊資料室に保管されています。ご利用には事前の申請が必要です。希望日の1週間以上前までに学術情報サービス係までご連絡ください。ご利用時間は平日9時～17時です。
貴重書一覧
ダンテ「神曲」（インキュナブラ）
1491年にヴェネツィアで刊行された，インキュナブラ（揺籃期本）です。インキュナブラは，グーテンベルグの印刷術発明後，15世紀後半の約50年間に印刷されたもので，現存するものは世界で約３万点といわれています。
田辺文庫
田辺元 元京都大学名誉教授の遺志により，寄贈された哲学，文学，自然科学，美術を主とする図書・雑誌約6,000冊やオリジナル原稿・手帳などからなり，先生の書入れ本も多数含んでいます。生前，「大学図書館の図書は，全て一般学生の利用すべきものである。図書文献は，これを私すべきではなく，広く好学 の人々に公開すべきものである。」として自ら研究書は殆ど私費で購われたそうです。その大部分が本学に寄贈され，一部が京都大学に寄贈されています。なお，オリジナル原稿や直筆ノート，手帳などは群馬大学リポジトリにて公開しています。
スピノザ文庫
前橋市の書店煥乎堂の二代目社長高橋清七氏が生前収集・愛蔵し，遺志により，本学に寄贈された8,000冊の図書のうち，17世紀のオランダの哲学者スピ ノザの原著・研究書236点が収められています。「神学政治論」の初版本を初め，英・独・仏・ラテン・ヘブライ諸語の貴重書も多く，スピノザ関係コレクショ ンとしては稀有のものです。一部は群馬大学リポジトリにて公開しています。
新田文庫
旧新田男爵家が所蔵していた和漢書の写本・版本・古文書，約9,000点を，故新田義美氏より寄贈されたものです。写本・版本については，『古典籍総合目録』（岩波書店）に収録されています。一部は群馬大学リポジトリにて公開しています。
郷土かるたコレクション
山口幸男 本学名誉教授（教育学部），原口美貴子氏（同学部非常勤講師）から寄贈された，全国各地の郷土かるたのコレクションで，この種のコレクションとしては稀有のものです。約300種。
郷土かるたコレクションデジタルアーカイブサイト(https://carta.media.gunma-u.ac.jp/index.html)では，所蔵かるた一覧および札画像などをご覧いただけます。※札画像は許諾を得たものを随時掲載
師範学校資料
教育学部同窓会より寄託された師範学校時代の資料です。学生の成績表や授業予定，舎監日記などの，保存されていることが少ない事務資料が多数あり，当時の教育事情を知ることが出来る貴重な資料です。
