平成23年度から新教養英語カリキュラムの導入により,中央図書館に英語多読教材コーナーを設置しました。1階ラーニングコモンズ「アゴラ」内に約17,000冊の多読教材が配架されています。医学図書館では約4,000冊,理工学図書館では約8,000冊所蔵しています。
大量の英文を読み通していくことで,英語力を養う学習法のことです。ルールは3つ。
- 辞書は引かない
- わからないところはとばす
- つまらなくなったらやめる
辞書なしでも簡単に楽しめるレベルから始め,徐々にレベルを上げていきましょう。英語を英語のまま理解できる基礎を作るには,総語数100万語程度の読書が必要と言われています。
教材は語彙数(Headwords)により,「Beginner(=レベル1)」から「Advanced(=レベル5)」まで5段階のレベルに分類されています。また,各レベルごとに以下のように色分けしたラベルを図書の背表紙に貼っています。
レベル | 1 Beginner |
2 Elementary |
3 Intermediate |
4 Upper Intermediate |
5 Advanced |
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語彙数 | 0~300 | 301~800 | 801~1,500 | 1,501~2,400 | 2,401~4,500 |
色 | 白 | 黄 | 赤 | 青 | 緑 |
請求記号 | M1 | M2 | M3 | M4 | M5 |
英語多読教材の請求記号(図書を探す基準となる記号)は,頭に必ず「M」がつきます(Mの後の数字がレベルを表します)。
図書の背表紙に,次のような三段のラベルが貼ってあり,図書はまずレベル別,次にシリーズ別に分けられて,シリーズ別の図書番号順に本棚に並んでいます。
群馬大学蔵書検索OPACで検索した図書を探すときには,請求記号をメモして,書架を探しに行ってください。
例: |
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群馬大学蔵書検索OPACでは,所蔵情報の請求記号欄に「M1:C:5」と表示されます。これは,レベル1のシリーズ「Cambridge English readers」の5番目の図書であることを表しています。
シリーズの略記号は,英語多読教材コーナーに一覧表を掲示しています。
図書1冊あたりの総語数(Total word count)について,表記のないものがあります。表記のない図書の総語数は,次のリンクから一覧表をご覧いただけます。
参考リンク:ERF Graded Reader List