2024年05月08日
2024年4月28日に逝去された、本学教育学部卒業生で詩画作家の星野富弘氏を偲び、中央図書館に追悼コーナーを開設しました。
富弘氏は、不慮の事故により首から下の身体の自由を失い、群馬大学医学部附属病院で9年の入院生活を送りました。著書『愛、深き淵より。』では、その入院生活での想いや、医師や家族、周囲の人々の熱心な支え、口に筆をくわえて花の絵を描き始めたことなどが綴られています。また、『いのちより大切なもの』では、震災の津波で折れ曲がった木の枝先に咲いた花をみて「今まで花を描いてきて良かった。あのように人の心に希望をもたらしてくれる花を、これからも描いていこう」との思いが書かれています。
見る者の心を打つ詩画集や優しい文章に、ぜひ触れてみてください。
※2024/6/10展示場所をギャラリー側へ移動して継続展示中です。7/2から「追悼 星野富弘詩画展」を開催しています。詳しくはこちら
2024年5月8日(水)~6月9日(日) 8月30日(金)
中央図書館1階 アゴラ入口 フロアマップ
OPAC画面では,所在欄に「中央図1F展示C」と表示されます(展示期間中のみ)。