2020年01月29日
2020/02/26更新
群馬大学中央図書館では,新型コロナウイルス感染症が拡大している状況を受け,参加者,講演者及び関係者の健康・安全面を第一に考慮した結果,3月6日(金)に開催を予定しておりました鳥居教授によるミニレクチャーを中止することといたしました。
1階アゴラの教員展示コーナーにて,「インスリン研究100年~現在も続いている未知との遭遇」の展示が始まりました。今回の担当は,食健康科学教育研究センターの鳥居征司教授です。
インスリンの発見からおよそ100年。インスリンに関する研究では何組ものノーベル賞が生まれ,近年における生命科学発展の象徴と言えます。しかし、その実体や機能のすべてが解明されたわけではなく,いま現在も活発な研究が続き,新たな発見がなされています。糖尿病などの疾患のみならず,老化や寿命の調節に関する研究は注目されるトピックスです。
今回の展示では,このダイナミックなインスリン研究の歴史を一般向けに紹介します。
また,群馬の「食と健康」に関わる幅広い研究を推進する食健康科学教育研究センターの研究活動から2題(「海洋プラスチック問題への挑戦:未来の食品包装素材の開発」,「農業や健康に関わるさまざまな生物たちの共生関係」)についてもパネルや関連図書を展示します。
期間中の3月6日(金)14:00からは,鳥居先生によるミニレクチャー(講演)を実施し,インスリン研究の歴史をわかりやすくご紹介します。こちらもぜひご参加ください。入場無料・申込不要です。
「インスリン研究100年~現在も続いている未知との遭遇」
2020年1月29日(水)~3月31日(火)まで
平日9:00~21:00,土日9:00~17:00 ※2/11,2/25,3/12は休館。2/15以降の土日祝日は休館。
OPAC画面の図書リスト OPAC画面では,所在欄に「中央図1F教員展示」と表示されます。(展示期間中のみ)
日時:2020年3月6日(金)14:00~15:00 ※申込不要,参加無料<中止>
場所:中央図書館1Fセミナー室
鳥居先生が,展示テーマであるインスリン研究の100年にわたる歴史を紹介します。
群馬大学中央図書館 027-220-7185