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群馬大学総合情報メディアセンター

ギャラリー展示「追悼 星野富弘詩画展」を開催します(7/2~8/30)

2024年06月27日

2024年4月28日に逝去された、本学教育学部卒業生で詩画作家の星野富弘氏を偲び、中央図書館ギャラリーにて詩画展を開催します。

詩画作品は、2012年に群馬大学医学部附属病院に寄贈された作品45点のうち11点を展示します。また、本学在学時の貴重な写真や、図書館が所蔵する富弘氏の著書なども展示します。この機会に、どうぞごゆっくりご覧ください。入場無料です。

星野富弘氏と群馬大学

星野富弘氏は、群馬大学教育学部を1970年3月に卒業されました。​その後、体育教師として赴任した中学校でのクラブ活動指導中に、不慮の事故により頚髄を損傷し、手足の自由を失いました。​群馬大学医学部附属病院で9年3か月の入院生活を送る中で、ロに筆をくわえて文や絵を描き始め、その作品は国内をはじめ海外でも「花の詩画展」が開催されるなど大きな感動を呼びました。
 1991年には群馬県勢多郡東村(現みどり市東町)に村立富弘美術館が開館、2005年には(新)富弘美術館が開館し、2006年に群馬県名誉県民の称号が贈呈されました。​

本学では、学術や文化、社会貢献活動などで著しい功績のあった卒業生や教職員を顕彰する「群馬大学特別栄誉賞」を2011年に創設し、富弘氏は、その受賞者第1号となりました。その後、病院への恩返しにと詩画作品45点が寄贈されたことを受け、2012年に、医学部附属病院外来棟1階に作品展示コーナー(星野富弘「花の詩画コーナー~ありがとう 私のいのち~」)がオープンし、病院を訪れる多くの方に心の慰めや励ましを与え続けています。

2019年には、群馬大学オリジナルグッズ第一弾として、富弘氏とのコラボレーショングッズ(クリアファイル3種)が販売されました(オリジナルグッズについてはこちら)。昨年2023年の本学創基150周年記念事業では、作品「さざんか」をモチーフに桐生織のコースター、トートバッグが作成されるなど、富弘氏には多大なご貢献をいただきました。ご生前のご厚情に深く感謝するとともに、安らかに憩われますようお祈り申し上げます。

展示期間

2024年7月2日(火)~8月30日(金)
※授業期(8月7日まで)と夏季休業期では開館時間が異なります。詳しくは開館カレンダーをご確認ください。
※休館日 8月10日~18日、8月24日、8月25日

展示場所

中央図書館1階ギャラリー フロアマップ

展示図書

OPAC画面の図書リスト / 図書リスト
展示中図書は,OPAC画面の所在欄に「中央図1F展示C」と表示されます。(展示期間中のみ) 

ポスター

 追悼 星野富弘詩画展2024ポスター←画像をクリックするとPDFが開きます

関連リンク

お問い合わせ

群馬大学中央図書館 027-220-7185